


いきなり完成写真からです・・このお店ウッドユーライクカンパニー様からお電話を頂いたのも、この「完成」から2ヶ月くらい前でした。元々本店はココから歩いて数分の青山の骨董通りに有り、今度は原宿寄りのこちらに新店舗を出すので、テントとフラッグをプレゼンして欲しいという、社長様からのご依頼でした。こちらも家具を1から手作りしているお店でして社長様、スタッフの方の「センス」を最初のお打合わせの時からヒシヒシと感じていたので、かなり気合いの入った「設計」となりました。
まずは店舗を拝見させて頂きました。正面からぐるっとアールで回されたインパクトのある壁面、そこにイメージカラーのブルーのサッシがまわされていて、瞬時に「この曲面を活かすしかない!」って思っていました。だけど曲面を強調させるにはどうしたら良いかが最初の課題でして・・・色々と考えました。最初はテントにラインをと思っていたのですが、平面では表現できない「壁」っていうのがありまして・・・悩んだ結果思いついたのが、オフロード車の「ロールバー」でした。無論あんなに太いものではバランスが悪いので、何度も素面を書き、一番ピンとくる大きさのパイプをチョイスしていき、写真の様な感じに仕上げました。下の方に図面をアップしてますが、これ実は最終図面だけでして・・・(笑)・・この前にトータルで12枚の図面を書かせて頂き、何度もお打合わせをさせて頂いた結果がこの写真です。隅々までシュミレーションを出して、最後は社長様がテントの「立体モデル」を作られてご検討頂いたのには、感激と共に「製作者」として「ここまで検討して頂いているのなら!」というやる気がコンコンと湧いてきまして、最後まで気の抜けない楽しいお仕事をさせて頂きました。 お互いに「物作り」をしている物同士というのでしょうか?こちらの社長の静かな熱意に押され気味で、とても勉強にもなりました。心から「感謝」の出来る仕事となりました。



これは図面のほんの一部です。これまでにプレゼン用の図面や、鉄骨を製作する為の図面、生地を縫製する図面など様々設計を元に、一つの作品が出来上がって行きます。 「段取り8割」って昔の職人さんの言葉がありますが、これって本当だと思います。個人的には仕事の8割は現場の採寸と設計で決まると言っても過言ではありません。頭でイメージ出来ない物は「形」にはならないですからね・・・
ウッドユーライクカンパニー様の場合・・・
●渋谷区神宮前5-48-1
●ご依頼のあったカテゴリ テント・フラッグ・ウインドウのカッティングシート